抱っこによる腰痛を寝る前の10分で改善する方法


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保育士で抱っこすることで腰痛がひどく改善方法が知りたい
腰痛にならないような抱っこの方法を知りたい
抱っこでの腰痛を改善できるような自宅でできる体操を知りたい
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体軸セラピー
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腰痛の原因とは
腰痛の予防方法(抱っこの方法、半身浴、カイロ、姿勢など)
腰痛の改善体操
抱っこによる腰痛の原因や正しい抱っこの方法について解説しています。子育てや保育士の方々によく見られる腰痛の要因や忙しい中でも寝る前の10分でできる腰痛改善方法を紹介しています。記事を読むことで、腰痛を予防・改善するための正しい抱っこの方法を理解し、忙しい日々でも腰痛の改善に取り組むことができます。おすすめの記事です。
抱っこによる腰痛を寝る前の10分で改善する方法
この記事を読まれている方の中には
・子どもを抱っこすることで腰痛がひどくなる原因は何なの?
・腰痛にならないような正しい抱っこの方法はあるの?
・子育てで忙しい中でも腰痛を改善するための自宅でできる体操はないかな?
など悩まれていませんか?
育児をされている方、または保育士さんなどで子どもたちと関わるお仕事につかれている方の中で、腰痛になられる方はたくさんおられます。
その要因としては
・子どもの目線に合わせた低い姿勢や動作が多い
・抱っこやおんぶ
・出産による体型の変化
などが挙げられますが、何よりママさんや保育士さんなど子どもたちと関わる方の日常は何と言っても「忙しすぎて身体のケアをする時間がない」ですよね。
今回はまず「抱っこによる腰痛」について、その原因と腰痛が生じにくい正しい抱っこの方法を知っていただき、忙しい日々の中でも自宅でできる腰痛改善方法について解説します。
この記事を読んでいただくことで腰痛にならない正しい抱っこの方法を理解でき、改善方法を実践していただくことで忙しい日々の中でも腰痛を予防・改善することができます。
ぜひ最後まで読んでください。
目次
1.抱っこによる腰痛の原因
2.抱っこで腰痛にならない正しい方法
3.忙しいあなたでもできる!自宅でできる腰痛を予防・改善する方法
4.まとめ
1.抱っこによる腰痛の原因
子育てや保育中に生じる腰痛の原因の一つとして、回数も多く長時間にわたる抱っこが挙げられます。
生まれたての赤ちゃんとまず行うことになるスキンシップは、何と言っても「抱っこ」です。
しかし、長時間の抱っこになると疲労し、少しでも楽をするために腰部を前方へ突き出すような悪い姿勢(スウェイバック姿勢)になりやすく、腰部中心にストレスが生じてしまいます。
スウェイバック姿勢
また、出産後のママは骨盤の歪みや緩みが生じており、さらに腰痛が生じやすい身体になっています。
姿勢が歪みながら抱っこをすると身体に無駄な力が入ってしまい、疲労が強く、赤ちゃんの居心地も悪いため赤ちゃんも力んでしまいます。そうすると、さらに抱っこする人が無駄に力が入ってしまい腰痛になるという悪循環に陥ります。
また、少しでも楽になるために抱っこ紐を使用することもあると思います。抱っこ紐を使用することで腕は楽になりますが、姿勢が悪い状態では肩・腰のベルト部分には負担がかかるため、腰部へのストレスは大きくなり、腰痛は生じてしまいます。
では、どのように抱っこすれば良いのでしょうか?次に腰痛になりにくい正しい抱っこの方法をお伝えします。
2.抱っこで腰痛にならない正しい方法
結論からお伝えすると、「抱っこする人の身体の状態に力みがない状態を作ること」ができると赤ちゃんも力みがなくなりフィットするため、腰痛がなく楽に抱っこできるようになります。
つまり、抱っこする人の「姿勢を整える」ことが重要になります。
姿勢が整った状態とは、身体に「軸」が通り、必要最低限の力で姿勢を保持し、力んでいない状態のことをいいます。
身体の軸のことを「体軸」といいます。体軸とは、身体を上下に貫くような感覚のことであり、身体の内側深くにある姿勢を保持する筋肉を使うことでできます。この感覚があると身体の外側にある大きな筋肉が力まなくなり姿勢が良くなります。
この体軸が通った状態で抱っこすることを「体軸抱っこ」といいます。
まずは、抱っこする人がこの体軸が通った姿勢になることが重要です。
そして、体軸抱っこをすることで抱っこされている赤ちゃんも力みがなくなり、結果として抱っこする側の腰部へのストレスが大きく軽減し、腰痛なく抱っこできます。
3.忙しい中でも自宅でできる抱っこによる腰痛を予防・改善する方法
ここでは自宅で寝る前や朝起きる時の10分程度で実施できるYUSAワーク(ユサワーク)と呼ばれる、身体をゆする・さするワークを紹介します。
一般的にゆるめると聞くと「筋肉」をイメージされると思いますが、YUSAワークでは「骨」をゆるめていきます。
骨がゆるむとはどういうこと?と思いますよね。
皆さんも昔、学校や家で鉛筆を指でつまんで上下に振ると、グニャグニャ曲がって見える遊びをしたことがあると思います。この現象を、「ラバーペンシル錯視
(Rubber Pencil Illusion)」といいます。
錯視とは、一言でいえば「目の錯覚」ですが、 実際には目ではなく、脳の活動によるものと考えられています。そのため、正しくは目の錯覚ではなく「脳の錯覚」です。
この錯視を用いて私たちの骨格を見 てみると、一見固そうな骨もゆすってみる とぐにゃぐにゃに曲がって見えます。 このように「骨は固いものだ」という固定観念を取り除き、よりしなやかな動きのために身体全体をゆるめられるのが、「YUSA
ワーク」です。
このワークをすることで身体の外側の筋肉の力みがなくなり、内側の筋肉が効果的に働くようになります。そして、結果として体軸が通った姿勢になり、腰痛なく抱っこできるようになります。
では実際に次の手順でやってみましょう!
*ワークの前後でお子さんを抱っこしてみて、効果を実感してみてください。
YUSAワーク
ワーク後の身体の感じはどうですか?身体全体が暖かく包まれている感じがしませんか?
ワーク前と後で抱っこの感じは変わりましたか?
即時的にも効果はありますが、継続して実施することで体軸が形成され、腰痛なく抱っこできる身体になっていきます。ぜひ続けて実施してみてください。
4.さいごに
いかがでしたでしょうか?
抱っこは子育てには欠かせないスキンシップの一つです。
抱っこする人の身体を整えることで腰痛が予防・改善できることはもちろん、抱っこされている赤ちゃんも力みがなくなり居心地が良くなります。
忙しい日々の中でもたった10分のワークをまずは1ヶ月続けてみる事で違いを感じることができると思います。
みなさんが心地よい抱っこができるように応援しています。
今回の記事を読んで、赤ちゃんの発達を促す方法をもっと知りたいと思われた方は、子どもの身体づくりの専門家が実施している体軸コンディショニングスクール認定の「体軸ベビー講師養成講座」の受講をおすすめします。
この講座は今回お伝えしたYUSAワークのような体軸セラピー®︎という手法を習得し、子育てに悩む全ての方の救世主になる体軸ベビー講師の資格認定者を養成する講座です。3日間で取得でき、オンラインでも受講可能です。
赤ちゃんの成長を支えるプロになりたい方は必須の講座になります。
ぜひ検討してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。