佐々木チェック済み_2023.5.21藤井作成【ファシリ講座⑧】歯並びを良くする方法|子どもの歯並びが悪くならないために親ができること

時計2023.06.26
猫背  
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対象講座:体軸ファシリテーター

 

キーワード:歯並び 良くする方法

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構成:歯並びが悪い種類

   歯並びが悪いと生じること

   歯並びが悪くなる習慣:指しゃぶり、口呼吸、虫歯

   歯並びを良くする方法:

     自分でできること:姿勢、良く噛む、

     自分でできないこと:矯正

 

差別化:ほとんどの記事は歯科の矯正の話

    ここでは自分で予防できる姿勢と歯並びの話を体軸理論から説明

    姿勢が良くなることで歯並びも良くなる

 

歯並びと姿勢との関係が注目されている。姿勢が悪いと歯並びも悪くなりやすい。この記事では歯並びと姿勢の関係を解説し、自宅でできる姿勢を良くする方法として体操を紹介している。体操は予防医学に基づいて開発されたもので、姿勢を改善する効果がある。姿勢の改善により歯並びを良くしたり、悪化を防ぐことができる。

 


 

 

歯並びを良くする方法|子どもの歯並びが悪くならないために親ができること

 

この記事を読んでいるあなたは

 

・子どもの歯並びが悪く、良くなる方法がないか探している

・歯並びを良くするために矯正以外にできることはないのか

・子どもの歯並びが悪くならないように、何か予防できることはないか

 

といったような悩みはありませんか?

 

近年、食生活の欧米化や生活習慣の偏りなどにより、歯並びが悪い子どもが増えているといわれています。

 

歯並びが悪いと食べ物がたべづらい、虫歯や歯周病になりやすい、身体が歪みやすいなどの機能的な障害があり、また見た目の問題からコンプレックスになったりといいことは一つもありません。

 

一旦歯並びが悪くなると、小学生の時位から矯正治療を行う必要がありますが、高額な治療であり、できれば成長の中で歯並びが良くなることが理想ですよね?

 

歯並びが悪くなる要因にはさまざまなことが考えられますが、その中でも歯並びと姿勢の関係が注目されています。

 

姿勢が悪いまま成長すると口呼吸になったり、顎の成長を妨げ、歯並びが悪くなるといわれています。

 

よって、この記事では歯並びと姿勢の関係について解説し、最後には自宅で簡単にできる姿勢改善の体操をお伝えします。

 

ここでお伝えする体操は一般的な体操とは異なり、予防医学に基づいて開発された根本から姿勢を改善するための体操になります。

 

最後まで読んでいただくことで、姿勢と歯並びの関係が理解でき、体操を実践することで姿勢が良くなります。そして、姿勢が良くなることで歯並びを良くする、もしくは悪くなることを予防することができるようになります。

 

ぜひ最後まで読んでください。

 

 

目次

 

1.歯並びが悪くなるとどうなるの?

2.歯並びが悪くなる要因

3.歯並びが悪くなる可能性があるかどうかセルフチェック

4.歯並びを良くする方法

5.まとめ

 

 

 

1.歯並びが悪くなるとどうなるの?

 

歯並びが悪くなると次のような問題が起こります。

  1. 噛み合わせの問題:
    歯並びが悪いと、歯を正しく噛み合わせることが難しくなります。その結果、噛む力が偏ってしまったり、歯に負担がかかりすぎたりすることがあります。すると、歯のすり減りや磨り減り、虫歯や歯の欠損などの問題が生じることがあります。

  2. 発音の問題:
    歯並びが悪いと、舌や唇が正しく動かせなくなることがあります。すると、特定の音を言うのが難しくなります。例えば、「さ行」や「しゃ行」などの音を発音するのが難しくなることがあります。

  3. 歯のお手入れの問題:
    歯並びが乱れていると、歯ブラシやフロスを使って歯を綺麗にするのが難しくなります。歯と歯の間や奥歯の裏側など、汚れがたまりやすくなります。すると、虫歯や歯ぐきの病気のリスクが高くなります。

  4. 自信の低下や心理的な問題:
    歯並びが悪いと、自分の歯や口元の見た目に自信を持ちづらくなるかもしれません。友達と一緒に写真を撮るときや笑顔を見せるときに、気になったり恥ずかしさを感じたりするかもしれません。

 

歯並びが悪くなる要因として①親からの遺伝要因、②乳歯の喪失時期の異常、③指しゃぶりなどの習慣や癖、④口呼吸や舌の位置、⑤顎や口蓋の成長異常などがあげられます。

 

その中でも④口呼吸や舌の位置、⑤顎や郊外の成長異常は悪い姿勢と関係性があります。

 

最近はゲームやスマホ、パソコンの普及により猫背の子どもが増加しています。

 

猫背になると首が前に出てしまい、さらにそのまま前を向くことで顎が前に上がってしまいます。

 

このような不良姿勢が身についてしまうと、口周囲や顎、首周りの筋肉が弱ってしまい口が常に空いてしまい、舌が下がってしまい、口呼吸になってしまいます。

 

口呼吸や舌が低位になることで口腔内が正常に成長せず、歯並びが悪くなる可能性が高くなります。

 

少し、余談ですがコロナウィルス感染拡大予防のために子どもたちもマスクを装着していました。マスクを常につけていることで息苦しさがあり、口呼吸になってしまいます。

そのことでも口周りの筋肉が弱り、舌の位置が下がってしまいます。

3.歯並びが悪くなる可能性があるかどうかセルフチェック

 

ここではまず歯並びが悪くなる可能性があるかどうかのチェックをしてみましょう!

 

<チェック①>

一度、口を軽く閉じてみてください。その時に舌はどの位置にありますか?

 

舌先が下の歯の裏側についていませんか?

 

本来は舌が「上顎の粘膜部分(口蓋)」にぴったりとついている状態が正常です。

 

舌先が下の歯の裏側についてしまっていれば、舌の位置が低位になってしまっており、口呼吸をしている可能性が高いです。

 

<チェック②>

1.仰向けで床に寝転びます(腕は胸の前で組んで膝は伸ばしてください)

2.そのまま、腹筋を使って身体を起こしていきます

 

この時にどこから上がりましたか?

 

首→頭→背中の順番で上がってませんか?

 

本来は身体の上から頭→首→背中の順番が正常です。

 

首から上がってしまう場合は首回りの筋肉が弱っており、口呼吸になっている可能性があります。

 

この2つのチェックで口呼吸をしている可能性がある方は歯並びが悪くなる可能性があります。次に紹介する方法で歯並びが悪くなるのを予防しましょう!

 

4.歯並びを良くすることにつながる姿勢改善の方法

 

ここでは歯並びを良くすることにつながる姿勢改善の体操をお伝えします。

 

ここで紹介する体操は「体軸体操」と呼ばれ、体軸理論に基づき、株式会社やまちゃんの代表である山崎氏が独自に開発した体操になります

 

体軸理論とは、「身体の感覚が整うことによって身体に軸が形成され、インナーマッスルが効果的に働きやすくなり、身体の土台となる正しい身体の使い方・姿勢ができるようになる」という理論です。

 

つまり、体軸体操とは子どもの身体感覚を整えることで、身体に軸を形成し、身体の土台を作ることで姿勢を根本から改善することができる体操になります。そして、姿勢が改善することで歯並びを良くすることにつながる方法です。ぜひ親子でやってみてください。

 

<体軸体操>

・頭アクション

・ベロアクション

・首アクション

・みぞおちアクション

・呼吸アクション

 

・正しい座り方

 

<体軸体操>

・頭アクション

・ベロアクション

・首アクション

・みぞおちアクション

・呼吸アクション

・正しい座り方

 

5.まとめ

 

今回の記事では歯並びを良くする方法をお伝えしました。

 

・歯並びが悪くなるとかみ合わせや発音、口腔衛生、心理面などで問題が生じる

 

・歯並びが悪くなる要因として①親からの遺伝要因、②乳歯の喪失時期の異常、③指しゃぶりなどの習慣や癖、④口呼吸や舌の位置、⑤顎や口蓋の成長異常などがある

 

・歯並びを良くする方法として姿勢を改善することが重要である

 

・姿勢を改善するために体軸体操が効果的になる

 

以上になります。

 

少しでも子どもたちの歯並びを良くするためにぜひ親子で体操を行ってみてください。

この体操を習慣にできれば、少しずつ姿勢が改善し、それに伴い歯並びがある程度改善したり、悪くなることを予防できます。

 

今回の記事を読んで、もっと詳しく子どもの運動能力向上や姿勢改善の方法を知りたい方は、キッズ・ジュニアトレーナーの専門家が実施する「文部科学省認定 体軸ファシリテーター養成講座」の受講をおすすめします。

 

オンラインでも受講でき、1日で体軸体操指導者の資格がとれ、さらに文部科学省が認定する運動教室を開催することが可能になります。

 

ぜひ検討してみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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