【ダッシュ講座①】走り方のコツってあるの?|足が速い子と遅い子の違い

時計2023.06.18
やる気   運動会  
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◯対象講座:体軸ダッシュトレーナ養成講座

◯キーワード: 走り方 コツ 月間検索数:390

◯上位10記事構成
 ・速く走るためのコツやポイント
 ・速く走るための方法やトレーニング
 ・まとめ

◯ペルソナ悩み
 ・速く走るためのコツは何なのか知りたい
 ・速く走ることでスポーツで活躍したい(子どもにしてほしい)
 ・速く走ることで運動に自信を持ってほしい

 

走り方のコツを足が速い子と遅い子の違いをもとに解説。足が速くなるための正しい体の使い方や走り方のコツを解説し、最後にはそのための体操を紹介。最後まで読むことで、子どもたちの自信とスポーツでの活躍を応援しよう。

走り方のコツを伝授|足が速い子と遅い子の違いについて解説

この記事を読んでいるあなたは


・正しい走り方のコツを理解し、こどもたちに指導したい
・走り方が上手になることで運動に対する自信をつけてほしい
・走り方のコツがわかって陸上やサッカーなどスポーツで活躍してほしい


などと思っているのではないでしょうか?


実は足が速い子と遅い子には決定的な違いがあります。それは何でしょうか?

筋力?柔軟性?と答えたいところですが、実はどちらも違います。


正解は「正しい身体の使い方」です。


そこで今回は予防医学に基づいた子どもの健康的な身体づくりの観点から、正しい身体の使い方、ひいては走り方のコツを解説します。また、最後に足が速くなる身体に変えることができる体操も紹介します。

 

この記事を読んでいただくことで、足が速い子と遅い子で走り方の何が違うのか、速く走るためのコツを知ることが出来ます。

 

そして、記事の中でご紹介する「体操」を行うことで、子どもたちの足の速さは必ず向上します。ぜひ最後まで読んでみてください。

 

目次   

 1. 速く走るための走り方のコツとは

2.速く走るために重要な体操  

3.まとめ

1.速く走るための走り方のコツとは

 

いきなりですがクイズです!!

人が走るときの地面を蹴る足で前に進むための筋肉はどっちでしょう?


正解は、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 

②ふともも裏です!!

 

 

なぜ、ふともも裏の筋肉が前に進むためのものなのか?次の項目で分かりやすく解説していきますね。

 

走るという動作はもちろん前に進む動作です。

この時重要なのが、足を前に進めたいのではなく、身体の中心を前に進めたいということです。

 

ふともも前の筋肉は大腿四頭筋と呼ばれ、この筋肉は膝を伸ばす、股関節を曲げる作用があり足全体を前に動かす筋肉になります。

 

 

地面を蹴る時に足を前に曲げる方に力が入ってしまうと、下図のように身体の中心は後ろに進む方向へ力が加わります。

 

 

つまり、前に進みたいのに後ろに進む方にブレーキがかかってしまいます。

 

大腿四頭筋を優位に使った走り方をしている子どもは、車で例えるとブレーキをしながらアクセルを踏んでいる状態になってしまっており、スピードが出ないことはもちろん、故障(怪我)の原因にもなります。

 

それとは異なり、ふともも裏の筋肉は総称してハムストリングスと呼ばれ、この筋肉は膝を曲げる、股関節を伸ばす作用があり足全体を後ろに動かす筋肉になります。

 

地面を蹴る時に足を後ろに伸ばす方に力が入る走り方では、下図のように身体の中心は前に進む方向へ力が加わります。

 

つまり、速い走り方のコツは太もも裏の筋肉(ハムストリングス)をより優位に使うことでブレーキなしで加速し、速く走ることができます。

 

では実際に走り方のコツがわかったところで、実際に太もも裏の筋肉で走れるようになるための体操をお伝えします。

 

 

2.速く走るための体操

 

ここでは速く走るために太もも裏の筋肉(ハムストリングス)が使いやすくなる体操を紹介します。

 

体操の際に重要なのは「身体のスイッチ」を刺激することです。

 

身体のスイッチとは身体の感覚を活性化させるための全身にある14カ所のポイントで、インナーマッスルを活性化させるポイントになります。

 

速く走るために重要な太もも裏の筋肉(ハムストリングス)はインナーマッスルであり、このスイッチの中で「でん部スイッチ、もも裏スイッチ」を刺激することで使いやすくなります。

 

 

このポイントを意識して実施する体操を5つご紹介します。

できる方は5つの体操をする前後で走ってみて走った感覚を比べてみてください。上手に出来ていれば即時的に効果が得られます。

 

①ももうらアクション

②ヒップウォーク

③スクワットアクション

④レッグスプリング

⑤はんぱつダッシュ

①ももうらアクション



②ヒップウォーク


③スクワットアクション


④レッグスプリング


⑤はんぱつダッシュ 

    

体操後に再度走ってみましょう!いかがでしょうか?

 

この体操をすると直後から太もも裏の筋肉であるハムストリングスが使いやすくなり、速い走り方に変わります。

 

この走り方のコツを知っているのと知らないとでは明らかに速さに差が出来ます。使う筋肉が変わると短時間で効果が出ます。ぜひやってみてください。

 

3.まとめ

 

今回の記事では足が速い子と遅い子で走り方の何が違うのか、速い走り方のコツと速い走り方になる体操をご紹介しました。

 

・ふともも裏の筋肉(ハムストリングス)を優位に使用することで重心を前に移動させる方向へ力が働き、足が速い走り方になる。

 

・身体のスイッチの「でん部スイッチ、もも裏スイッチ」を刺激しながら体操をすることで太もも裏の筋肉(ハムストリングス)が使いやすくなり足が速くなる。

 

いかがだったでしょうか。
正しい走り方を知ることで子どもたちはどんどん走るのが速くなります。
ぜひ子どもたちと一緒にやってみてください。

 

もっと詳しく子どもの足を速くする方法を知りたい方はキッズ・ジュニアトレーナーの専門家が実施する「文部科学省認定 体軸ダッシュトレーナー養成講座」の受講をおすすめします。

 

オンラインでも受講でき、1日で体軸ダッシュトレーナーの資格がとれ、さらに文部科学省が認定する運動教室を開催することが可能になります。

 

ぜひご検討ください。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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