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子どもの健康・教育・遊びに関するコラム COLUMN

スポーツで子どもの怪我を予防するために親が知っておくべきたった1つのこと
対象:体軸ファシリテーター キーワード:スポーツ 怪我  月間検索数90 最低ドメインパワー4 構成 スポーツでの怪我の種類 怪我を予防するストレッチ、トレーニングの紹介 差別化 体軸理論 スポーツで子どもの怪我を予防するために、親が知っておくべき重要なことがある。成長痛は子どもの成長に伴う痛みだとされているが、諦めるべきではない。この記事では、怪我を予防するために大切なことと予防医学に基づいた体操を紹介する。単純なストレッチではなく、子どもの身体を根本的に改善する体操を実践することで、怪我を予防しながらスポーツや運動を行うことができる。  スポーツで子どもの怪我を予防するために親が知っておくべきたった1つのこと この記事を読んでいる皆さんは ・スポーツで子どもの怪我が多く、予防できる方法はないか探している・スポーツで子どもの成長痛が治らず、何かできることはないか知りたい・予防医学を学んで子どもたちのスポーツでの怪我を予防したい などと思っていませんか? 運動やスポーツでの子どもの代表的な怪我に成長痛があります。 具体的には ・走るとアキレス腱やスネの内側が痛む ・ジャンプをすると膝のお皿の周りや下が痛む ・運動中や運動後に足の甲が痛む ・ボールを投げたりすると肩や肘が痛む などがあげられます。 成長痛とは子どもや思春期の若者に見られる、成長に伴って生じる痛みのことを指します。 この痛みは、骨や筋肉の成長に伴って生じるもので、多くの場合、夜間に足や手首、膝や足首などの関節周辺で痛みを感じることが多いです。 よく「成長痛は成長する過程で必ず生じるものだから仕方ない」と諦めている親御さんがいますが、本当にそうでしょうか? この記事では子どもの怪我を予防するために親が知っておくべきことをわかりやすくお伝えします。さらに最後には予防医学に基づいて開発された怪我を予防するための体操をお伝えします。 ここで紹介する体操はよく予防で言われている単純なストレッチではなく、株式会社やまちゃんが体軸理論に基づいて独自に開発した「子どもの身体を根本から改善する体操」です。 最後まで読んでいただくことで、子どもの怪我を予防するために大切なことがわかり、予防医学に基づいた怪我を予防する体操を実践することで、怪我を予防しながらスポーツや運動を行う事ができます。 子どもの怪我を予防したいパパ・ママ必見の内容です!ぜひ最後まで読んでください。 目次 1.スポーツで子どもに多い怪我 2.スポーツで怪我を予防するために親が知っておくべきこと 3.スポーツで怪我を予防するための効果的な体操  1.スポーツで子どもに多い怪我 スポーツや運動での怪我は大きく「外傷」と「障害」に分けられます。 「外傷」は捻挫、挫傷、肉離れ、腱の断裂、脱臼、骨折など、一度に強い力が加わることにより生じます。 「障害」は特定の部位に繰り返し力が加わり、筋肉や腱などの軟部組織が損傷するものです。スポーツや運動による使い過ぎ(オーバーユース)が原因として発生します。 スポーツや運動は日常活動よりも大きな力や早い動作を必要とし、同じパターンの動作を繰り返すことが多い為、外傷・障害を受傷する可能性が高くなります。 成長期に発症する「成長痛」も障害に分類されます。 成長期である子どもは急速に身長が伸びると筋肉や腱も伸ばされます。その時期に運動やスポーツを繰り返すことで特定の部位にストレスが生じ、成長痛が起こると言われています。  2.スポーツで怪我を予防するために親が知っておくべきたった1つのこと スポーツや運動で成長痛が生じる子もいれば生じない子もいます。この差は何が違うのでしょうか? 今回は成長痛が生じやすい足に着目して話します。 いきなりですが、ここでクイズです。  考えてみてください。  答えは、、、③です。わかりましたか?わかりやすく解説しますね。 ①②と③の違いは、「股関節が使えているか」になります。 股関節とは両足の付け根にある関節で、左右・前後に動かしたり、グルグル回したりできる可動域が大きな関節です。歩行時には体重の約3倍、ジョギング時には約5倍の負荷がかかると言われています。  この股関節が使えているとはどういうことかというと、股関節を動かすための筋肉が使えているかどうかになります。 運動やスポーツ動作ではクイズにあったような構えの姿勢が基本姿勢になります。 この姿勢では腰を落とし、股関節は曲がった状態で使うことで回りにある筋肉が使いやすくなります。そうすることで安定性が向上し、他の関節に過度に負担が掛からなくなり、怪我を予防できます。 反対に、猫背になり骨盤が後ろに傾いたり、股関節が曲がらず膝関節のみを使ってしまうと股関節周りの筋肉が使えず、膝関節や足関節、腰部に負担が偏り、怪我をしやすくなります。  このように、股関節を使った正しい姿勢動作方法を行う事で、怪我を予防できます。 つまり、成長痛などの怪我を予防するためには「股関節を使った正しい姿勢動作方法になる事」が必要という事です。 3.怪我を予防するための効果的な体操ここでは股関節を上手に使えるようになるための体操を紹介します。 ここで紹介する体操は株式会社やまちゃんの代表である山崎氏が独自に開発した、「子どもの身体感覚を整えることで、身体に軸を形成し、思い通りに身体を動かすことができるようになる」全く新しい体操プログラムです。 どんな子どもでも簡単に実施する事ができ、即時的な効果も出るため非常に効果的な体操です。 まず、最初に子どもたちが股関節が使えているかどうかチェックしましょう!  上手にしゃがめましたか?しゃがめなかった子は次の順番で体操を行ってみてください。 ・みぞおちアクション ・ヒップウォーク  ・スクワットアクション ・マウンテンロケット ・すもうアクション 体操が終わったら、最初にチェックしたオーバーヘッドスクワットをしてみましょう!しゃがみ込みやすくなったかな? 体軸体操をすることで股関節の感覚が向上し、使いやすくなります。そのことでスポーツでの怪我を予防することができます。 ぜひ、続けてやってみてください。 もっと詳しく子どもの怪我を予防する方法、運動能力を高める方法を知りたい方はキッズ・ジュニアトレーナーの専門家が実施する「文部科学省認定 体軸ファシリテーター養成講座」の受講をおすすめします。 オンラインでも受講でき、1日で体軸体操指導者の資格がとれ、さらに文部科学省が認定する運動教室を開催することが可能になります。 ぜひ検討してみてください。 4.まとめ 今回の記事ではスポーツで子どもの怪我を予防するために親が知っておくべきたった1つのことを解説しました。 ・スポーツでの怪我には一度に強い力が加わることにより生じる「傷害」と特定の部位に繰り返し力が加わり生じる「障害」がある ・スポーツで子どもの怪我の代表的な成長痛は障害に分類される ・スポーツで子どもの怪我を予防するために親が知っておくべきことは、成長痛は姿勢動作不良を改善することで予防できることである ・姿勢動作不良を改善するために体軸体操が効果的である 以上になります。 子どもの姿勢動作不良を改善し、怪我を予防して運動やスポーツを楽しみましょう! 最後まで読んでいただきありがとうございました。
かけっこ上達の秘訣を教えます!親子で楽しむトレーニングプログラム
対象講座:体軸ダッシュ キーワード:かけっこ月間検索数:1900最低ドメインパワー:9 構成:かけっこトレーニング   1腕をふる   2ジャンプ   3ダッシュ 差別化:体軸理論 <タイトル>かけっこが上達する秘訣を教えます!親子で楽しむトレーニングプログラム <メタディスクリプション>かけっこが上達したい読者向けに、かけっこの重要性と遺伝や才能ではなくトレーニングで速くなれることを伝える。記事では科学的に証明された親子でできるかけっこのトレーニングプログラムを紹介し、身体の使い方の向上と運動イメージの向上を促す。親子でトレーニングすることで子どもが運動を好きになり、かけっこのスキルが向上する。パパ・ママは必見である。  かけっこが上達する秘訣を教えます!親子で楽しむトレーニングプログラム この記事を読んでる方は ・子どものかけっこが速くなり、運動を好きになってほしい・運動会のかけっこに向けて親子でトレーニングしたい・かけっこが遅いことは遺伝や才能だからしかたないなどと思っていませんか? 「かけっこ」とは、走ることを競う運動のことで、学校の体育の授業や運動会などでもよく行われ、健康維持や体力向上にも効果的な運動です。 さまざまな運動やスポーツの始まりが「かけっこ」であり、かけっこが得意になると外で遊んだり、運動・スポーツをする事が好きになります。 今回の記事では、「かけっこ」が上達する秘訣を、親子でできるトレーニングプログラムとしてお伝えします。 トレーニング内容は、一般的なトレーニングとは異なり、どんな子でも簡単に身体の使い方が向上し、かけっこが速くなるプログラムになっています。 さらに、親子で一緒にトレーニングを行うと、子どもが親の動作を見ることで運動イメージも向上でき、より身体の使い方がイメージしやすくなります。 子どもにかけっこが速くなってほしいパパ・ママ必見です!! 最後までぜひ読んでください。  目次 1.かけっこが上達する秘訣とは 2.かけっこが上達する親子で楽しむトレーニングプログラム 3.まとめ     1.かけっこが上達する秘訣とは  かけっこが上達するにはどのような事が思い浮かびますか?  フォームをよくする、筋力をつける、柔軟性を高めるなどさまざまな事が言われていますが一体何が一番大切なのでしょうか? 実は未就学児から小学生にかけてかけっこが上達する秘訣はフォームや筋力、柔軟性ではなく、「身体を思い通りに動かせる能力」を高くする事です。 もう少し詳しく説明しますね。 かけっこの速さは  「一歩の歩幅(ストライド)× 足の回転の速さ(ピッチ)」 で決まります。  この中でストライドに関しては足の長さや身長が大きく関与するため体格によって差は出来てしまいます。 しかし、ピッチに関しては体格など関係なく足の動かし方により回転の速さが変わるため、トレーニングにて向上できます。つまり、「思い通りに足を速く動かせる能力」が高い方が速くなるという事です。 このピッチを速める事がかけっこ上達の秘訣になります。   2.かけっこが上達する親子で楽しむトレーニングプログラム  ここで紹介するトレーニングプログラムは株式会社やまちゃんが体軸理論を基に独自に開発した、身体のポイントをおさえた10秒で行う事ができる体幹トレーニング「10秒アクション」になります。 体軸理論とは、「身体感覚を向上することにより、インナーマッスルが効果的に働き身体に軸ができ(体軸)、身体の土台となる正しい身体の使い方ができるようになる」という理論です。 つまり、このトレーニングでは「思い通りに身体を動かす能力」を身につけることができます。1種目10秒で実施でき、自宅で誰でも簡単に実施する事ができます。 さらに、親子で一緒に行い、子どもが親の真似をすることでより運動のイメージがしやすく効果的になります。 今回は10秒アクションの中でも足が速くなる10種目を紹介します。ぜひ親子で一緒にやってみてください。  まず足の回転の速さをクロスステップテストでチェックしてみましょう!  <親子でできるトレーニングプログラム> ①ヒップウォーク<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/2ZTclrDKeXw" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> ②みぞおちアクション <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/nAEAHSTI1RY" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> ③わきアクション  <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/BRDmYgDGzKE" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> ④マウンテンロケット<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/D1UnKkeO_T8" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> ⑤レッグアクション<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/DvREU-U7T2Y" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> ⑥フロッグアクション<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/o57FdW1OyJ8" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> ⑦ローリングアクション<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/pNtxsCPy1Gk" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> ⑧リザードアクション<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/AjRVyq4Hc5w" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> ⑨ライオンダッシュ<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/NY8Me9UiMDs" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> ⑩プルアップアクション<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/_b8_g2un4NU" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>  最後にクロスステップテストで足の使い方を再度チェックしましょう!どうかな?回数は増えましたか? 決して筋力が向上したのではなく、身体感覚が向上することにより、足の動かし方が上手になったということです。 親子で遊び感覚で続ける事で間違いなくかけっこが速くなります。  3.まとめ 今回の記事ではかけっこが上達する秘訣を親子で楽しくできるトレーニングプログラムとして紹介しました。 ・かけっこの速さは「一歩の歩幅(ストライド)× 足の回転の速さ(ピッチ)」で決まる ・足の回転の速さは足の動かし方により変わるため、「思い通りに足を速く動かせる能力」が高い方がかけっこが速くなる ・トレーニングプログラムは株式会社やまちゃんが体軸理論を基に独自に開発した、身体のポイントをおさえた10秒で行う事ができる体幹トレーニング「10秒アクション」が効果的である ・親子で一緒に行い、子どもが親の真似をすることでより運動のイメージがしやすく効果的になる  かけっこの速さは遺伝では決まりません。かけっこが速くなり、運動に自信が持てるようになることは子どもの成長にとってとても良いことです。 ぜひ、親子で楽しくトレーニングしてみてください。 お子さんのかけっこを上達させる方法をもっと詳しく知りたい方は、キッズ・ジュニアトレーニングの専門家が実施している「文部科学省認定 体軸ダッシュトレーナー養成講座」の受講をオススメします。 この講座を受けることで、お子さんだけでなく全ての子どもたちにかけっこ教室が開けるレベルになります。ぜひ検討してみてください。  最後まで読んでいただきありがとうございました。
運動神経って遺伝するの?
・体軸ファシリテーター養成講座・キーワード:運動神経 遺伝  月間検索数1900                最低ドメインパワー 19・上位10記事構成  ・運動神経は遺伝するのか  ・運動神経アップのポイントは環境要因  ・運動神経が良くなる遊び ・差別化:体軸理論運動神経は遺伝すると思われがちですが、すべてが遺伝要素によるものではありません。この記事では、運動神経の能力や遺伝について詳しく解説し、最新の予防医学に基づいた運動神経向上のための体操方法を紹介しています。どんな子どもでも運動神経を向上させることができますので、最後まで読んでみてください。  運動神経って遺伝するの?|運動のプロがわかりやすく解説 この記事を読んでいるあなたは、 ・子どもの運動神経が悪く何とかならないかな?・そもそも運動神経が良いってどういう能力が高いことなの?・運動神経って遺伝だから子どもの運動神経はどうすることもできないのかな? などの悩みを持っていませんか?     運動神経は良く遺伝するから仕方ないという言葉を耳にしますが、全てが遺伝する訳ではありません。この記事を最後まで読めば、運動神経とはどのような能力なのかを知る事ができ、その能力は遺伝するかどうかがより詳しくわかります。また、最後には最新の予防医学に基づいた運動神経が良くなる体操について理解でき、どんな子どもたちでも運動神経を向上する事ができます。ぜひ最後まで読んでください。目次  1.運動神経って何?   ー身体能力と運動能力のちがいー  2.運動神経って小学生で決まるの?   ーゴールデンエイジとはー  3.運動神経って遺伝するの?  4.運動神経を良くする体軸体操5.まとめ 1.運動神経って何?  ー身体能力と運動能力の違いー 運動神経が良いとはどのような状態でしょうか?   似たような言葉でよく耳にする身体能力や運動能力とは何が違うのでしょうか?   身体能力とは、 ①身長・体重などの体格や筋力、柔軟性、瞬発力や持久力などの能力:身体資源能力 ②思い通りにさまざまな動きをコントロールできる能力:身体操作能力 を合わせた能力になります。   運動能力とは、身体能力を活かしてボールを遠くまで投げる、早く走る、高くジャンプするなど 技術を含んだ総合的な運動の能力です。   スポーツが上手い小学生に使われる運動神経が良いとは、この身体能力の中にある「②思い通りにさまざまな動きをコ ントロールできる能力:身体操作能力」が高い子のことを言います。   例えば、身体が小さく、筋力や持久力が低く、走るのが遅く、ジャンプ力がない子がいたとしましょう。しかしその子は、ボールの扱いが上手く、走るフォームがキレイで、息継ぎもスムーズです。この場合、運動神経は良いと言えます。  つまり運動神経が良い子どもとは「身体の使い方が上手な子ども」のことを言います。 2.運動神経って小学生の時期で決まるの? ーゴールデンエイジとはー  「運動神経は小学生の頃に決まる」という話を聞いたことはないでしょうか? 有名なアメリカの学者スキャモンが提唱した子どもの発達・発育曲線によ ると、青線で引いてある神経器官は4-5歳ごろまでに80%、6歳ごろまでに約90%の発達が進み 12歳ごろまでに成長がほとんど完了するといわれています。   この0歳から8歳までをプレゴールデンエイジ、9歳から12歳までの期間のことをゴールデン エイジと呼びます。   つまり、運動神経と呼ばれる神経のつながりの数(シナプス数)は12歳(小学生6年)まで に決まってしまうということになります。  この間にできる限り遊びや運動を通してたくさんの動きを経験することで、運動神経は発達します。   スキャモンの発達・発育曲線   3. 運動神経って遺伝するの?   よく運動神経が悪いことを『自分たちが運動が得意ではないから、子どももそうだよね』と遺伝のせいにしている親御さんがいますが、実は、生まれつき運動が苦手な子どもはいません。   遺伝すると言われているのは身長・体重、筋力などの身体資源能力であり、身体操作能力(思い通りに身体を動かす能力)は生まれてから獲得されるものです。   さまざまな運動や動作を小学生高学年までに繰り返し経験することで、脳に運動パターンが形成され運動が得意になります。   つまり、運動神経がどんなに良くても、運動しないと上手になれないし、運動神経がそんなに良くなくても、運動することで上手になれるということです。  4. 運動神経を良くする体軸体操・10秒アクション  ここでは運動神経を良くする(つまり身体の使い方を上手にする)体操をお伝えします。  運動神経を良くするためには12歳までの小学生の期間に遊びや運動を通してさまざまな動きを経験し、身体の使い方を身につける必要があります。 より正しく身体の使い方を身につけるために次の3つの力が重要になります。  この3つの力を鍛えるための体軸体操・10秒アクションを紹介します。 体軸体操・10秒アクションとは「株式会社やまちゃん」が独自に開発した、予防医学から作られた健康的な身体作りのための全く新しい体操プログラムです。  身体の感覚を高めることができる「クロスポイント」と呼ばれる体の14カ所を刺激しながら動かすことで、身体の感覚が研ぎ澄まされます。その結果、身体を正確に思い通りに動かせるようになり、重要な3つの力を鍛える事ができます。 まず、体操をする前に現状の動きやすさをコーンダッシュで確認しましょう。  確認ができれば、次の5つの体操を行いましょう。 <体軸体操・10秒アクション>・脇アクション・みぞおちアクション・レッグアクション・すもうアクション・サイドステップアクション ・脇アクション  ・みぞおちアクション・レッグアクション・すもうアクション・サイドステップアクション 体操が終わったら、最初に動きを確認したコーンダッシュテストをやってみよう! 体操前と比べて速く動けたかな?身体の感覚が向上し、身体の使い方が上手になったことで速く動けるようになったと思います。今回は一部分を紹介しましたが、このような体操が50種類あります。 もっと詳しく子どもの運動能力を高める方法を知りたい方は、キッズ・ジュニアトレーナーの専門家が実施する「文部科学省認定 体軸ファシリテーター養成講座」の受講をおすすめします。 オンラインでも受講でき、1日で体軸体操指導者の資格がとれ、さらに文部科学省が認定する運動教室を開催することが可能になります。 5.まとめ   今回の記事では運動神経は遺伝するのか?について詳しく説明しました。 ・運動神経が良いとは、思い通りにさまざまな動きをコ ントロールできる能力:身体操作能力が高い子のことをいう ・運動神経は12歳(小学生6年)までに決まってしまう ・遺伝するのは身長・体重、筋力などの身体資源能力であり、身体操作能力(思い通りに身体を動かす能力)は生まれてから獲得される ・運動神経を向上するために体軸体操、10秒アクションが効果的である    ぜひ小学生のお子さん達と一緒に、大人の方も運動神経向上のために体軸体操、10秒アクションを行ってみてください!   最後までお読みいただきありがとうございました。  

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【ベビー講座③】夜泣きが改善!!ママ・パパが今すぐできるベビーセラピーとは
・対象講座:体軸ベビー講師養成講座 ・キーワード:夜泣き 改善  月間検索数110 最低ドメイン14 ・ペルソナ 子育て中 子どもの夜泣きが酷過ぎてどうにかしたい ベビーマッサージで夜泣きが減る子どももいるけど何で? ・差別化 体軸セラピー ・上位10記事  ・夜泣きの原因  ・夜泣き改善方法  ・実践方法 赤ちゃんの夜泣きを改善するために、「体軸セラピー®︎」という科学的に実証されたアプローチを紹介しています。記事を読むことで、夜泣きの原因や要因を理解し、忙しい中でも体軸セラピーを実践することで赤ちゃんの夜泣きを軽減・改善することができます。ママやパパにとって役立つ内容で、おすすめの記事です。夜泣きは改善できる?ママ・パパが今すぐできるベビーセラピーとは この記事を読まれている方の中には  ・子どもの夜泣きがひどく、どうにか改善したい ・夜泣きに対して何か改善方法がないか知りたい ・ベビーマッサージで夜泣きが改善する子どもがいるって聞いたけど本当? など悩まれていませんか? 夜泣きは育児をされている方なら一度は経験されたことがあるのではないでしょうか? 出産後はママさんやパパさんは仕事や子育てで大変ですよね。そんな中、夜泣きがひどいと寝不足になり、赤ちゃん・ママ・パパ誰にとっても良いことはありません。 夜泣きの原因は一つとは限りません。さまざまな要因が重なって起こると言われています。 今回はまず「夜泣きの原因や要因」について説明します。最後には少しでも夜泣きが軽減・改善するために、科学的に実証されているベビーセラピーをお伝えします。 この記事を読んでいただくことで夜泣きの原因や要因を理解でき、さらにベビーセラピーを実践していただくことで、忙しい日々の中でも赤ちゃんの夜泣きを軽減・改善できます。 ぜひ最後まで読んでください。 目次 1.夜泣きの原因と要因2.夜泣きを改善するベビーセラピーとは3.自宅で簡単にできる夜泣きを改善する方法4.まとめ 1.夜泣きの原因と要因夜泣きは、乳幼児期によく見られる現象で、主に夜に泣き出すことを指します。 一般的に、夜泣きが生じる原因はまだはっきりと解明されていませんが、身体や環境に不快感を感じることだと考えられています。言い換えれば、自身と環境との繋がりが未熟なため生じると考えられます。 具体的には、以下のような要因がもとで、または重なって夜泣きの原因になっていると考えられます。 ① 快適さの欠如:暑さや寒さ、湿気が多い場合などで夜間に不快感を感じることがあります。 ② 食欲不足:赤ちゃんが成長するにつれ、夜間の授乳回数が減ることがあります。しかし、十分に食べていない場合、夜間に空腹になり不快に感じることがあります。 ③ 疲れやストレス:赤ちゃんが疲れている場合や、ストレスを感じている場合にも起こることがあります。 ④ 発育段階:赤ちゃんは、成長するにつれて様々な発育段階を経験します。夜泣きは、この発育段階の一部である場合があります。 ⑤ 病気:中耳炎や歯の生え始めなどが要因で夜泣きが起こることがあります。 上記のような理由以外にも、夜泣きの要因はさまざまであり、はっきりとしたことは分かっていません。 2.夜泣きを改善するベビーセラピーとは赤ちゃんは発達段階の中で、外界と自分との関係をあらゆる感覚を通して認知し、自己の姿勢や動きを構築していきます。 私たちが目を閉じていても自分自身の手や足がどのような状態になっているかを感じることができるのは、産まれてから今まで手足をたくさん動かし、感じてきた身体の感覚(体性感覚)が脳にあるからです。 その中で間違った感覚が身体に覚えられることもあり、これが歪みや力みにつながります。 ここで一度、次の方法でパパ・ママも歪みや力みを確認してみましょう。  赤ちゃんもこの間違った感覚がそのままになっていると『不快な感覚』として感じ、夜泣きの原因になることがあります。 つまり、身体の感覚が整うことは赤ちゃんの環境適応能力を養っていくことに直結し、それにより夜泣きは軽減・改善できます。 これから紹介するベビーセラピーは「体軸セラピー®︎」と呼ばれ、株式会社やまちゃんの代表である山崎氏が体軸理論に基づき作られました。 体軸理論とは、「身体の感覚が整うことによって身体に軸が形成され、インナーマッスルが効果的に働きやすくなり、身体の土台となる正しい身体の使い方ができるようになる」という理論です。 この体軸セラピー®︎は施術者と赤ちゃんそれぞれの身体感覚を整え、新生児〜乳幼児の身体発達を促す画期的なセラピーです。 誰が行ってもある一定の効果をもたらすことが出来る、再現性の高いセラピーです。  3.自宅で簡単にできる夜泣きを改善する方法 今回は体軸セラピー®︎の中から、赤ちゃんの身体感覚を整える「ベビークロスポイント」について紹介します。 これは赤ちゃんを寝かしつける際に布団やベッドで10分程度で簡単にできるセラピーになります。 クロスポイントとは日本で唯一である体軸理論をベースにヨガやピラティスなどを行う体軸コンディショニングスクール代表の高橋氏が考案されたもので、身体の感覚を高めることができる14箇所の身体のポイントになります。そこを整えることで全身の身体感覚を整えることができ、特許も取得されています。 これを赤ちゃんに応用した物がベビークロスポイントになります。   1. ママ・パパのクロスポイント14カ所をご自身で10秒ずつ程度ほぐす  まず最初にママ・パパの身体の感覚を整えます。施術者が整った状態で赤ちゃんに触れることで、赤ちゃんも良い状態になりやすくなります。 2.赤ちゃんのベビークロスポイント14カ所を10秒ずつ程度優しくほぐす *ご機嫌な時に優しくこのポイントをほぐしてあげてください。*くび、わき、ひじ、てのひら、そけいぶ、でんぶ、ももうら、ひざうら、アキレスけん、あしうらスイッチは左右にあります。  寝かしつける際の赤ちゃんがご機嫌なタイミングで毎日優しくほぐしてあげることで身体感覚が向上し、不快に感じることが減り、夜泣きが軽減・改善します。 即時的にも効果はありますが、身体感覚は毎日変化がありますのでまずは数週間〜1ヶ月ほど続けてみてください。 もちろん、夜泣きの原因は発達に伴うこと以外にもさまざまな原因がありますので、これで完全に無くなるかどうかはわかりません。ただ、パパ・ママ、赤ちゃんが良い状態になることで不快に感じることが減るため、夜泣きは軽減できると考えています。  4.まとめ  今回は赤ちゃんの夜泣きについてその原因と改善方法について説明しました。 ・夜泣きが生じる原因はまだはっきりと解明されていないが、身体や環境に不快感を感じることが原因になると考えられている。具体的には①快適さの欠如、②食欲不足、③疲れやストレス、④発育段階、⑤病気などがあげられます。 ・夜泣きは赤ちゃんの発達と関係しており、身体感覚が間違って覚えられていると不快に感じるため夜泣きが起きやすい ・夜泣きを改善するために赤ちゃんの身体感覚を整える体軸セラピー®︎が効果的である 以上になります。 今回の記事を読んで、赤ちゃんの発達を促す方法をもっと知りたいと思われた方は、子どもの身体づくりの専門家が実施している体軸コンディショニングスクール認定の「体軸ベビー講師養成講座」の受講をおすすめします。 この講座は今回お伝えしたベビークロスポイントのような体軸セラピー®︎という手法を習得し、子育てに悩む全ての方の救世主になる体軸ベビー講師の資格認定者を養成する講座です。3日間で取得でき、オンラインでも受講可能です。 赤ちゃんの成長を支えるプロになりたい方は必須の講座になります。ぜひ検討してみてください。 少しでも皆様の子育てに役立つことを願っております。  最後まで読んでいただきありがとうございました。
【ベビー講座④】発達障害をもつ子どもに対する効果的なマッサージのやり方
体軸ベビー講座 キーワード:発達障害 マッサージ やり方 月間検索数:  210最低ドメインパワー:9 構成:我が子にやっている体操を紹介   論文   体操の動画    主に緊張を緩和するリラクゼーションを目的とした足裏マッサージやタッチの方法が記事や動画になっている 差別化:体軸セラピー発達障害をもつ子どもに対する効果的なマッサージのやり方について解説しています。発達障害の子どもは自律神経の調節に困難を抱えており、マッサージはその調整に役立つとされています。読者はこの記事を通じて、発達障害をもつ子どもに対して効果的なマッサージのやり方を学び、実践することで症状の軽減や生活の向上に役立てることができます。                                       発達障害をもつ子どもに対する効果的なマッサージのやり方  この記事を読んでいる方は ・子どもに発達障害があり、マッサージが良いと言われたけどやり方が分からない?・子どもが落ち着きが無かったり、じっとしていることができなくて困っている・子どもが対人関係が苦手だったり、新しい環境に馴染むことができずに困っている といった悩みがありませんか? 発達障害とは生まれつきの脳機能の発達の偏りによる障害のことをいいます。 発達障害にはいくつか種類があり、一人でいくつかの障害を持っている子もいますし、また同じ障害でも個人差が大きく、症状は一人一人異なります。 発達障害をもつ子どもに共通していることは自律神経が興奮しており、身体が常に緊張している状態のため、朝起きるのが苦手であったり、大切でない物事でも注意が向いてしまったり、欲求をコントロールすることが苦手だったりすると言われています。この自律神経の調節に注目されているのがリラクゼーション効果のあるマッサージです。 そこで、今回の記事では自律神経の調整に効果の高いマッサージとそのやり方について解説します。 最後まで読んでいただくことで発達障害をもつ子どもたちに対して効果的なマッサージのやり方を知ることができます。そして、実践することで少しでも子どもたちの症状が和らぎ、生活がしやすくなる可能性があります。 ぜひ、最後まで読んでください。  目次 1. 発達障害とは 2. 発達障害をもつ子どもに対するマッサージの効果 3. 発達障害をもつ子どもに対するマッサージのやり方   1.発達障害とは 発達障害とは、生まれつきの脳機能の発達の偏りによる障害を指します。 対人関係が苦手だったり、こだわりが強かったり、落ちつきがなかったり、読み書きや計算、運動が苦手だったりと様々な症状があります。 一方で、特定の分野で人並外れた能力を発揮することも多く、エジソンやアインシュタインも発達障がいだったと言われています。 ただ、社会生活をしていく上で生きづらさがあり、家族にとって育てにくく感じられることは確かです。 発達障害には、自閉症スペクトラム症、注意欠如・多動性障害、学習障害、発達性協調運動障害などがあります。    2. 発達障害をもつ子どもに対するマッサージの効果 発達障害をもつ子どもに対するマッサージの効果はさまざまな報告がされています。 ・自閉症の子どもに対してマッサージすることで集中力が向上し、社会性が改善した・ADHDの子どもに対してマッサージをすることで多動性が軽減した・攻撃性が強い子どもに対してマッサージすると攻撃性が軽減し、社会性が改善した このようにマッサージの効果として自律神経が調整され子どもたちの症状が軽減・改善することが言われています。 ただ、どんなマッサージのやり方でも良いのかというとそうではありません。 発達障害をもつ子どもは脳の偏りにより身体が常に緊張している状態であるため、身体の感覚が敏感になっています。この状態では周りの環境から身体に入ってくる情報を整理したりまとめたりすることができません。 特に発達障害をもつ子どもたちは①触覚:触れる・触れられる感覚、②固有感覚:自分の身体のイメージ、③平衡感覚:バランスの3つの感覚が苦手になります。   この身体感覚が敏感な状態では落ち着きがなかったり、身体に触れられることに敏感になったり、身体を上手く動かせなかったり、友達と上手く遊べなかったりなどの問題が生じます。 このような身体感覚を改善するマッサージのやり方で行う必要があります。   3. 発達障害をもつ子どもに対するマッサージのやり方 ここで紹介するマッサージは株式会社やまちゃんの山崎氏が体軸理論に基づいて、身体感覚を改善するために独自に開発した体軸セラピー®︎の中にあるマッサージです。 体軸理論とは、「身体の感覚が整うことによって身体に軸(体軸)が形成され、インナーマッスルが効果的に働きやすくなり、身体の土台となる正しい身体の使い方ができるようになる」という理論です。 今回は体軸セラピー®︎の中で使われている身体の感覚を整えることができる、全身14カ所にある「人体のスイッチ」に対してのマッサージのやり方を解説します。この方法はまずマッサージをする側(施術側)の身体感覚を高めることが重要になります。施術者の身体感覚が整うと柔らかく暖かい手になり、発達障害をもつ子どもたちに触れる際に嫌な感覚がなくなります。そうすることで発達障害をもつ子どもたちの身体感覚が整いやすくなり、効果的なマッサージとなります。 1.マッサージする人(施術者)の人体のスイッチ14カ所をご自身で10秒ずつ程度ほぐす  →全身の感覚が整い、暖かく柔らかい感覚を感じる 2. 発達障害をもつ子どもに対して身体のスイッチ14カ所を10秒ずつ程度優しくほぐす *くび、わき、ひじ、てのひら、そけいぶ、でんぶ、ももうら、ひざうら、アキレスけん、あしうらスイッチは左右にあります。  発達障害をもつ子どもは触られることを嫌う子どももいるので、無理やりは行わないでください。即時的にも効果はありますが、身体感覚は毎日変化がありますのでまずは数週間〜1ヶ月ほど続けてみてください。症状に変化が現れてくると思います。  4.まとめ 今回は発達障害をもつ子どもに対して効果的なマッサージのやり方について解説しました。 ・発達障害は生まれつきの脳機能の発達の偏りによる障害を言い、自閉症スペクトラム症、注意欠如・多動性障害、学習障害、発達性協調運動障害などがある。 ・発達障害をもつ子どもは身体の感覚が敏感になっており、周りの環境から身体に入ってくる情報を整理したりまとめたりすることができません。 ・発達障害をもつ子どもに対してのマッサージの効果として自律神経が調整され子どもたちの症状が軽減・改善することが言われている。 ・発達障害をもつ子どもに対しては、身体感覚を整える体軸セラピー®︎によるマッサージがより効果的である。 以上になります。 今回の記事を読んで、発達障害を持つ子どもに対するセラピーの方法をもっと知りたいと思われた方は、子どもの身体づくりの専門家が実施している体軸コンディショニングスクール認定の「体軸ベビー講師養成講座」の受講をおすすめします。 この講座は今回お伝えした人体のスイッチのような体軸セラピー®︎という手法を習得し、発達障害を持つ子どもの子育てに悩む全ての方の救世主になる体軸ベビー講師の資格認定者を養成する講座です。特別な資格など必要なく、誰でも3日間で取得でき、オンラインでも受講可能です。 ぜひ検討してみてください。 皆さんの悩みが少しでも和らぐことができれば幸いです。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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【ベビー講座⑤】発達障害をもつ運動が苦手な子どもに対して効果的な体操|体軸セラピストがわかりやすく解説
対象講座:体軸ベビー キーワード:発達障害 運動  月間検索数590最低ドメインパワー:6 構成   発達性協調運動障害とは  発達性協調運動障害の原因、スクリーニング  発達性協調運動障害 向き合い方、療育 差別化:体軸理論 発達障害をもつ運動が苦手な子どもに対して重要な運動の種類と、自宅で簡単に実践できる体操を紹介しています。発達障害には種類があり、運動性協調運動障害という症状がある子どもたちに適切な支援が必要です。読者はこの記事を通じて、発達障害をもつ子どもに対する効果的な運動の重要性と具体的な体操を知ることができます。  発達障害をもつ運動が苦手な子どもに対して効果的な体操|体軸セラピストが解説 この記事を読んでいる方は ・子どもが発達障害といわれたけど、運動させることはいいことなのか分からない・子どもが人より運動が苦手で、すぐに転んだりするから何とかしたい・発達障害をもつ運動が苦手な子どもに対して効果的な運動が知りたい などといった悩みがありませんか? 発達障害とは生まれつきの脳機能の発達の偏りによる障害のことをいいます。 発達障害にはいくつか種類があり、一人で複数の障害を持っている子もいます。また同じ障害でも個人差が大きく、症状は一人一人異なります。 その中でも「発達性協調運動障害」といわれるボールを弾ませる、投げるなどの運動が上手くできないような症状があります。 そのような子どもたちに対して支援するために、適切な運動が重要になります。 運動は身体を強くすることはもちろん、衝動や集中力、イライラの上手なコントロールなど、いわゆる「情動の抑制」に役立つと言われています。また、運動は記憶や学習などの認知能力を高め、他のどんな活動より活発に脳細胞を働かせます。そのため、身体を思う存分使った運動遊びを通して、子どもたちの運動機能はもちろん、脳機能を高め心身の発達をサポートすることが大切です。 今回の記事では発達障害をもつ運動が苦手な子どもに対してどのような運動が大切かという話をします。さらに、そのような子どもに対する支援として重要な身体の発達・成長の土台となる体操を紹介します。 最後まで読んでいただくことで、発達障害をもつ運動が苦手な子どもに効果的な運動を知ることができ、簡単に実施できる体操を子どもと一緒に行うことで、苦手な運動が少しでもできるようになります。 ぜひ、最後まで読んでください。  目次 1. 発達障害とは 2. 発達障害をもつ子どもが運動が苦手な理由 3. 発達障害をもつ運動が苦手な子どもに対して効果的な運動:体軸体操    1.発達障害とは 発達障害とは、生まれつきの脳機能の発達の偏りによる障害を指します。 対人関係が苦手だったり、こだわりが強かったり、落ちつきがなかったり、読み書きや計算、運動が苦手だったりと様々な症状があります。 一方で、特定の分野で人並外れた能力を発揮することも多く、エジソンやアインシュタインも発達障害だったと言われています。 ただ、社会生活をしていく上で生きづらさがあり、家族にとって育てにくく感じられることは確かです。 発達障害には、自閉症スペクトラム症、注意欠如・多動性障害、学習障害、発達性協調運動障害などがあります。                     この中でも発達性協調運動障害(DCD)は、個々の身体機能に問題がないにも関わらず、脳が運動をコーディネートできない障害と言われています。定型発達の子どもなら誰でも難しくなくこなせるような、「床にボールを弾ませる」「片足でバランスを取る」「ボールを投げる・取る」といった簡単な運動において不器用さが現れ、別名「不器用症候群」と呼ばれています。 DCDの頻度は6〜10%と高く、小学校30人学級ならクラスに2、3人はいる計算になります。ADHDの約30〜50%、LDの子どもの約50%に見られ、ASDと併存することも多くあります。そして、この障害は大人になっても50〜70%と高い割合で残存するとされています。   2. 発達障害をもつ子どもが運動が苦手な理由 私たちは自分の身体を使ったり、道具を使ったり、人とコミュニケーションを取ったりと無意識のうちに周りの環境と上手く関わっています。これは脳に入ってくる様々な感覚を整理したり、まとめたりする(=感覚を統合する)ことができているからなのです。 例えば、キャッチボールをしているとき、たくさんの感覚を脳でうまく整理することで、私たちはうまくキャッチボールが出来ます。しかし、発達障害をもつ子どもは「眼でうまくボールが追えない」、「身体を思い通りに動かせない」、「騒音や服の素材の感触が気になる」、「違うものに目が向き集中ができない」など、感覚統合が苦手であり、キャッチボールは難しくなります。 そのため、発達障害をもつ子どもに対して感覚を統合するような運動を行うことが非常に重要になります。 そこで大切になってくるのが「体性感覚」という身体の感覚です。 私たちは目を閉じていても触られている、痛い、熱い、冷たい、手が動いているなどが分かりますよね?これが体性感覚になります。 この体性感覚は身体の使い方や癖、筋肉の緊張具合などによりズレが生じたり、感覚が低下してしまいます。  このように身体には感覚がズレていたり、低下しているところがあります。これでは身体を思い通りに動かすことができません。 つまり、全身の体性感覚が整っている状態が「感覚が統合された状態」になります。この状態が子どもたちの成長・発達の土台となります。 発達障害をもつ子どもはこの体性感覚が低下しており、感覚を統合することができず、運動が苦手になっています。 3. 発達障害をもつ運動が苦手な子どもに対して効果的な運動:体軸体操 発達障害をもつ子どもに対して、苦手な運動を繰り返し行ってもなかなか上手くいかず、それによりストレスを感じてしまったり、運動が嫌いになってしまう可能性があります。 ですので、一人一人に合わせて感覚を統合する練習を行う必要があります。 そこで効果的な運動が「体軸体操」になります。 体軸体操とは株式会社やまちゃんの代表である山崎氏が、「体性感覚を整え、思い通りに身体を動かすことを目的に作られた体操」であり、全部で17種類あります。今回はその中の5つを紹介します。 他の体操と違う特徴は、ただ身体を動かすだけではなく、身体の感覚を整える全身14カ所にあるポイントを刺激しながら身体を動かすところです。それにより、体性感覚が整い、感覚が統合されていきます。 まずは保護者の方などがお手本を見せて上げ、子どもが真似するような方法で実施してみましょう。 *理解が難しい子どもに対しては、保護者の方がポイントを押さえながら実施したり、体操の絵カードなどを作り、一緒に実施したりしてみてください。 その際に大切になるのが以下の3つのポイントです。  子どもたちが何より楽しいと感じることが大切です。それを踏まえてやってみましょう!! <体軸体操>・足裏アクション・みぞおちアクション・ヒップウォーク・マウンテンロケット・相撲アクション  ・足裏アクション・みぞおちアクション・ヒップウォーク ・マウンテンロケット   ・相撲アクション 4.まとめ 今回は発達障害をもつ運動が苦手な子どもに対して効果的な体操について解説しました。 ・発達障害には自閉症スペクトラム症、注意欠如・多動性障害、学習障害、発達性協調運動障害などがある。 ・発達性協調運動障害はすべての発達障害に合併して生じる可能性が高く、簡単な運動において不器用さが生じてしまう。 ・発達障害をもつ運動が苦手な子どもは感覚を統合することができず、運動が困難になっている ・身体感覚を向上するための体軸体操を行うことで、感覚統合がしやすくなり、運動が少しずつできるようになる可能性がある 今回は以上になります。 発達障害をもつ子ども一人一人に合わせた運動が大切になります。 体軸体操は全部で17種類あり、今回は一部のみ紹介しています。 より、発達障害をもつ運動が苦手な子どもに対する体操を知りたい方は、「文部科学省認定 体軸ベビー講師養成講座」の受講をオススメします。 この講座では体軸理論を基に作られた体軸セラピー®︎を学ぶことができ、発達障害をもつ子どもに対しての関わり方や運動指導方法などが体系化されており、必ずあなたの悩みの解決につながると思います。 ぜひご検討ください。  最後まで読んでいただきありがとうございました。
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